9. コロマンデル --その1--
コロマンデル(Coromandel)半島は、オークランドの東側、ハウラキ湾を隔ててオークランドと並ぶように延びる半島です。日本ならば、湾をまたいで橋が渡されるでしょうが、NZではそんな事はありえません!
オークランドから南に下り、ハウラキ湾の奥深く、テームズ湾の入り江を回り、コロマンデル半島の付け根の町、テームズ(Thames)へと約1時間半のドライブとなります。
コロマンデル半島の代表的な町としては、西側の付け根から順番に、
テームズ |
Thames |
|---|---|
コロマンデル |
Coromandel |
フィティアンガ |
Whitianga |
タイルア/パウアヌイ |
Tairua/Pauanui |
半島の名前と同じ、「コロマンデル」という町がありますが、このご案内で「コロマンデル」と呼ぶ場合は、「コロマンデル半島」の意味で用い、町を示す場合は、「コロマンデルの町」と呼ぶようにします。
![]() |
テームズは、一番オークランドにも近くコロマンデル半島でもっとも大きな町です。
半島全体の人口約27,000人の内、テームズには7千人弱。
1800年後半には、ゴールドラッシュで栄えた町ですが、今は、自動車メーカーのトヨタが町の基盤産業となっています。
数年前までは、ここの組み立てラインで生産された「NZ製トヨタ」が国内を走っていましたが、輸入車の税制に関する法令の変更に伴い、生産ラインはストップされ、現在では部品工場、そして中古車の品質整備工場へと形態が変わりました。
しかし産業の中心であることに変わりは無く、この様な縁から、親日家の人が多い町です。

さて、このコロマンデル。未開の土地も多く、深い森と複雑な海岸線がもたらす自然の恵みに富んでおり、ニュージーランドの大自然を手軽に満喫できる格好の場所です。
オークランドから近いこともあり、リゾート地としても近年ますます発展しています。特に東海岸のフィティアンガなどは大型クルーザーが何艘も港に停泊し、リゾートマンションも続々と建設が進められています。また、プライベートハーバーを持つ、分譲リゾートも開発中です。
話がそれましたが、オークランドから、私の住むロトルアにお客様をご案内する場合、コロマンデルをルートに入れて旅行計画を立てると、とても楽しいものになります。。
オークランド空港に到着したお客様をお迎え後、コロマンデルへと移動。そこで1泊して、翌日ロトルアに入る。または、お帰りの際、逆ルートでロトルアからコロマンデルへ向かい1泊。翌日オークランドに向かい、飛行場から出発するか、観光後宿泊し、翌朝飛行場から出発等。
これまでも、このような日程で度々お客様をご案内してきました。
今回のご紹介では、オークランドを出発してコロマンデルに向かう場合を例に、お話を進めていきます。
まず、オークランドを出発して、テームズへと向かい、そこで休憩。
既にテームズのご紹介をしましたが、この町の観光としては、ゴールドラッシュ時代の歴史を学ぶ博物館、鉱石博物館や、金鉱ツアー、そして渓谷でのトレッキングなどもあります。
ただ、日程に制限のある日本の皆さんの場合、この町で時間を費やすのはちょっと勿体無い、、、(;^_^A
そこで、大きなショッピングモールをちょっと楽しむだけで出発し、西側の海岸線を北上しながらコロマンデルの町へと向かいます。
海岸線の道路は舗装路ですが、ガードレール一つだけを隔てて横はすぐ海・・・。くねくねと、もう、最初にここをドライブした10年前とまったく変わらない、スリリングな、でも、綺麗な海岸線を眺めながらの快適なドライブが続きます。

途中、車を止めて写真休憩。
この写真は、進行方向とは逆、つまり南側を向いた写真になります。
湾を北上するほど、海の色はどんどん深く綺麗に変わっていきます。
ごつごつした岩場の多い海岸線ですが、ところどころにこのような砂浜があり、海水浴場として夏場のホリデーは利用され、近くに、こちらでは「バッチ」と呼ばれる、ホリデーハウスが集まっています。
この後も、コロマンデルの町に入るまで、綺麗な景色は続きます。
そのお話は、また次の号でご紹介いたします!


