いい旅・夢Kiwi スカイキウィ
2004年
6月11日号
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ぽっかぽか通信
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10. コロマンデル --その2-- (2/2)

話をもう少し、この309ロードについて続けます。

横断までしなくても、コロマンデルの町側から少し入った所で楽しめる景色があります。イギリス人の入植後伐採され、今では残り少なくなった原生のカウリの木が残される Kauri Clump Scenic Reserve 、
そして、右にご紹介する、高さ約8mの滝 Waiau(ワイアウ) Falls です。
夏には滝壺で水遊びをする人もいる、ちょっとした隠れ名所です。



近くには、 Castle Rock (キャッスル・ロック) と呼ばれる、城砦のごとく尖った岩山を望めます。
脇道に入り、登山口から頂上まで往復約2時間との事だそう。
標高521mからの展望はさぞや「絶景」でしょう!(でも疲れそう・・・)

さて、寄り道は終わり、コロマンデルの町へと進みます。

コロマンデルの町は、今でこそひなびた雰囲気を持つ田舎町のたたずまいですが、1800年代初頭はニュージーランド特産の巨木、カウリの積出港として栄え、1852年に町の北にある、ドライビング・クリーク付近で金が発見されてからはゴールドラッシュに沸いた、賑やかな歴史を持った町です。

古風な建物も多く、今は発展から取り残された感のある地域性からか、芸術家が多く集まる町となり、陶芸や彫刻など、クラフトショップの並ぶおしゃれな一面も持ち合わせた、味わいのある町になっています。

ここ数年では新しいカフェも増え、お店を覗いて歩いたりと、こじんまりした町だけに、気軽に楽しめる所が良いです。


街並みを見て歩くだけなら、15分程もあれば十分。
お店の中を覗けば、時間に切りは無いですが、30分もあれば一通り様子を楽しむ事が出来ると思います。

しばらく、くねくね道を運転して来ましたから、ちょうど良い散歩になるかもしれないですね。


おしゃれなカフェに入らなくても、デイリーショップでサンドイッチを買って、ベンチに座ってパクパクと。
ちょっと車に酔ってしまったので、お店の前のベンチを借りて、綺麗なフラワー・バスケットの下でスナックタイム。
・・と、よく見たら、お店ではなくて、メディカルセンター(怪我治療の病院)の前でした・・・!

このような感じで、いろいろに町を楽しんだ後は、コロマンデルの町周辺の観光スポットのご案内です。

そのお話は、また次回に!

フォトアルバム「コロマンデル」も併せてご覧ください!

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