いい旅・夢Kiwi スカイキウィ
2007年
12月1日号
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ぽっかぽか通信
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21. トンガリロ・ツアーこぼれ話 (1/2)

「いい旅・夢日記」12月1日でお話ししましたが、昨日11月30日に新婚さんのご案内でトンガリロ・ツアーに行ってきました。
道中あった事を、「こぼれ話」としてこちらでご紹介いたします。
今日は、前回11月12日号「トンガリロ国立公園」とは違って気軽な内容にしたいと思います。


ロトルアからトンガリロまでは片道約190km。まっすぐ南に下っていきます。
ちょうど中間地点が、ニュージーランド最大の湖、タウポです。

道筋は、そのまま火山帯の真上を走る事になるため、地熱活動活発な数々の地点を通過して行く事になります。

また、タウポ湖を流れ出る唯一の川、ニュージーランド最長のワイカト川がもたらす豪快な滝、フカ滝や、アラティアティア・ダムの放流の様子など、特にロトルアからタウポまでの区間では見所がたくさんのドライブ行にもなります。

「お手軽パッケージ」トンガリロ観光では、ハイキングを中心とした行程になっていますが、内容が同じ部分もありますので、ドライブ観光全体の行程を、簡単に(詳細は省略して)ご紹介します。


最初はこんな場所に寄り道します。(右は以前に撮った写真です)

ちょっと足を伸ばし、がたがた道を走れば、以前日本のテレビ番組でも紹介された、舞の海やTOKIOのメンバーの入った、「ケロセン・クリーク」という、温泉の川もあります。

アラティアティア・ダムでは、決められた時間にダムの放流を見る事が出来ます。
水の引いて底の見える渓谷が一気に満杯になっていきます。
「アラティアティア」とは、川のジグザグした様子が、崖上りをする時足場確保のために打ち込むペグの並びに似ている事から名前が付けられました。


この後、ワイラケイ地熱発電所のパイプ群の様子を高台から眺めます。
昨日はここで写真を撮らなかったので掲載は省略しますが、この日、(確か?)ここで最初に「飛行機雲」を発見しました。新婚さんの奥さんがまずは気が付いたんです。
ちなみに、「ワイ」は水、ラケイは「飾る、美しさを添える」という意味で、「水面が鏡として利用された場所」という意味になります。

左の写真は、フカ滝を上から見下ろす場所から撮った写真。

右側は、フカ滝に向かって進む水路(川の両サイドが固い岩盤で覆われ、運河のようになっています)から撮った写真です。

両方の写真に、まだ飛行機雲がはっきり残っています。


そして、タウポ湖全体を見渡す、展望エリア。その後、タウポ湖畔に降りていきます。



パノラマ写真にしようと思いましたが、カメラの傾け方を間違ってしまい、雲がつながりませんでした。
ですから、別々の2枚の写真で全体の様子をご紹介しますね。
これだけでも綺麗ですよね!
昨日、寒冷前線の配置を考えると、午前中でこれだけの天気に恵まれたのもすごいものです。


こちらはおまけの写真です!
いい旅・夢日記」でご紹介した、新婚さんが写していたカモのお母さんと子供達です。
ピーピー鳴き声をたてながら、お母さんに付いて湖から上がってきました。

それにしても、ちっとも人間を怖がりません。
ほんと鳥の楽園・ニュージーランドですよね。

この後、トンガリロに向けて、タウポ湖を右手に眺めながら1号線を南下していきます。
1号線と言えど、道路は狭く曲がりくねった湖岸沿いの道になります。急なカーブにさしかかった時、「ちょうどこの辺りでトラックが転がっていたのを昔2回見た事ありますよ!」なんて話をしながら運転していると、新婚さん2人が、「虹、虹!あそこ!」と教えてくれました。
「あそこ?どこですか?」と、トラックのように転ばないよう、ちらりと見ましたが何も見えません・・・。
「止まれますか?」と言うので、「道路も狭いし、止まる所あるかなぁ。その内無くなっちゃうんじゃないですか?」と言うと、ご主人の方が「あれは大丈夫ですよ」とおっしゃいます。
ちょうどその時、前方右手に駐車スペースを見つけました。
外に出て上を見てみると!

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