35. ワイトモ奥の散策道(1/2)
今年初めての更新になってしまいました。今回の話題は、土蛍で世界的に有名な、ワイトモ洞窟をさらに奥へ進んだ場所にある自然散策道、「ルアクリ・ブッシュウォーク」をご紹介します。
ワイトモ洞窟へは、ガイドで何度行ったか分からないくらいなのですが、こちらにはまだ行った事がありませんでした。
ブログページの「いい旅・夢日記」3月8日(クリックすると別画面で表示されます)でご紹介していますが、この日は2名のお客さんのワイトモ観光でした。
この日の予定は、
09:00am-10:00am ワイトモ洞窟(土蛍)
10:30am-01:30pm ブラックウォーターラフティング
02:00pm-03:00pm アラヌイ洞窟
という事でした。
ワイトモ洞窟の受付で、「今日はお客さんをブラックウォーターラフティングへご案内するんですよ」と話をすると、「それじゃ、待っている間、ルアクリ・ブッシュウォークを歩いてきたら? とっても良いところですよ。」と薦めてくれたんです。
ブログページでご説明のように、黒いタイヤチューブを持って洞窟探検に向かうお客さんを見送った後、この散策道を歩いてきました。

アラヌイ洞窟入り口と同じ場所。
ブラックウォーターラフティングの人達のタイヤチューブ置き場とも同じ場所にある、散策道入り口です。
奥に人影がありますが、後でご紹介しますね!
最近ブログページの写真サイズが大きくなってきたので、ぽっかぽか通信でもサイズアップしました。

少し歩くと、カルスト地形の特徴的な様子がすぐに確認できます。
ワイトモ地方は、3千万年前は海の底だったそうです。
炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩である、石灰岩で構成された地形のため、鍾乳洞が至る所に存在する訳ですね。
原生林の中を歩きながら、「不思議の空間」へと入っていきます。
歩道の右側には、川が流れています。
左が上流側、右が下流側です。
この川をさらに下ると、大勢の皆さんがボートに乗って土蛍を眺める、あのワイトモ洞窟の川になるんですよ!


奥へ進んでいくと、浸食された壁がすぐ近くに迫ってきます。
内部の浸食も進み、中は洞窟になっていますね。


上の写真2つは、クリックすると、アルバムページの大きなサイズでご覧になれます。

こちらは、川を渡って後ろを振り返った様子です。
ニュージーランドの原生林は全て常緑樹です。
圧倒的な緑の景色の中、幻想的な世界が続きます。



ぐっと狭くなった所。
「自然のトンネル」です。

頭を低くして歩かないと通れません。
ふと、ここで思ったのですが、この場所は入場料など必要な観光地ではありません。
誰でも自由に来られる散策道なんですよ。
これってすごい事ですよね!

トンネルを抜けて、後ろを振り返った景色。
この写真も、アルバムページの大きなサイズを用意しています。
クリックして、たっぷりご覧くださいね。
