35. ワイトモ奥の散策道(2/2)

下を見ると、岩の間を川がくねくね流れています。
いったい、どんな所を歩いているんだ?
この写真も、クリックするとアルバムページでご覧になれます。

道はどんどん狭くなっていきます。
そういえば、この散策道はぐるっと廻って30分との事です。
日本人の足ですと、40分はかかると思いますが、この時は、ブラックウォーターラフティングから戻ってくるお客さんを出迎えないといけません。
ひたすら早足で、シャッターを切りながらの一人散策でした。

階段を上ると、お!前方に人影発見。
それにしても、見事な石灰岩の壁です。
この壁の中には何があるんでしょう?
そう、ここは鍾乳洞地帯ですからね。
この壁の中に入れるんですよ!
坂を下って右側、壁の中へ入っていく穴があります。
まさに、探検ですね。


下ると、すぐに行き止まりになります。
大きな洞窟の中、下に川が流れています。
プラットフォームから見る景色は、それはもう、見事な物でした。
暗くて写真がちゃんと撮れませんでしたし、この景色は来てからのお楽しみという事で・・・!
ちょっとだけ、上から覗いた中の様子で我慢して下さいね。

地上に戻り、まだ散策道は奥へと続いていきます。
原生林茂る森の中、ニュージーランド本来の姿をたっぷり感じる事が出来ます。
この辺りで、戻る時間がさらに心配になり、小走りで最深部を廻ってきました。
前日も激しい雨が降りましたし、この数日天気はあまり良くなかった割には、綺麗な水の流れです。



ぐるっと廻って、来た時と同じ地点に戻ってきましたが、このような穴がいくつか開いているのが見られます。
中に川が流れていますよね。
ここから出てきたのかどうかは、分かりませんが、ブラックウォーターラフティングの人達、この散策道の途中から突然出現してくるんですよ!

こちらは、3月8日のブログにもご紹介した、ブラックウォーターラフティングの人達が、洞窟に入っていく様子です。
この散策道より上流地点になります。
つまり、皆、この辺りの洞窟、川をタイヤチューブに乗って下ってきた事になるんですよね!

ここでもう一度、一番最初に載せた写真をご紹介します。
この写真は、散策終わって、ブラックウォーターラフティングの方達が帰ってくるのを待って撮った写真なんです。
あそこで写っていた人達は、ウェットスーツを着てタイヤチューブを持ったこの人達だったんですよ。
皆、たっぷり遊び終わって満足げに戻ってこられました。
それにしても、本当に見事な散策道でした。
近くに何度も行った事があるのに、ここへは全く来ていなかったなんて・・・。
旅行社ツアーの方は仕方ないとしても、私個人でご案内して、ここへお連れしなかった皆さんには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
是非、またもう一度、いらして下さいね!
この後、同じように「びっくり」した、アラヌイ洞窟も待っていますが、そのご紹介は次回という事で・・・。
上記、大きなサイズの写真は、「フォトアルバム:ワイトモ・ワイカト地方」からも参照いただけます。
