いい旅・夢Kiwi スカイキウィ
2010年
5月4日号
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ぽっかぽか通信
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38. マオリ・ハンギ&コンサート(1/2)

ブログの更新だけで手が回らなくなり、すっかりご無沙汰の更新となりました。
この話題も、最初はブログにと考えていましたが、こちらに「昇格」?しての更新とします!

今回の話題は、マオリ族の楽しいショー、ハンギ&コンサートについてです。



マオリの「ふるさと」、ロトルアですから、このショーは観光の定番にもなっています。

ロトルアでのハンギ&コンサートは、3種類に分かれます。
1.「タマキツアーズ」や、「ミタイ」など、屋外に作られた「マオリ村」の様子も見学しながらの本格志向のもの
2.各ホテルの会場にて行われるもの
3.「マイオラ」と呼ばれる、間欠泉の観光地・テプイアで行われるもの

2の特殊例として、ノボテル・ホテルで行われる「マタリキ」、ヘリテージ・ホテルで行われる「ポフツ」があります。
ホテルのハンギ&コンサートは、通常、ホテル内の大会議室や小会議室を会場として行いますが、他に大きなイベントのある時、閑散期などはキャンセルとなり、他のホテルに振り替えなどの措置を取ります。
しかし、マタリキ、ポフツはハンギ&コンサート専用会場にて、ほぼ通年行っています。

3のマイオラは、このHPやブログで何度か登場している、テプイアのマラエにて行います。
1と2の中間といった雰囲気となります。

それぞれの長所短所についてです。

1の長所
本格的な雰囲気を楽しむことができる。
1の短所
特にタマキツアーズの場合はロトルアから場所が離れているため、長い所要時間を要する。
屋外も含むため、天候や気温によっては厳しいものとなる。
昼ではなく、夜に行われるアクティビティーですから、旅行中の疲れ具合なども考慮する必要もあると言えます。

2の長所
ホテル内ですから、通年、快適に参加できる。所要時間も2時間〜2時間半となります。(振り替え移動がある場合は、プラス30分程必要となります)
2の短所
ハンギ料理とマオリのダンスという意味合いでは良い経験が出来ますが、1のような本場の様子からは離れる。

さらに、マタリキとポフツを除く他のホテルでは、場合によってお客さんの数が少なく、多少盛り上がり間に欠ける場合があります。

3の長所
町からも近い場所にて、テプイアでの「本物の」マラエにおいて、正式な儀式を含めた本格的な雰囲気を楽しめる。
3の短所
近いとはいえ、テプイアまでの移動も含めて、2よりは時間もかかる。
また、本物のマラエではありますが、1のような「マオリ村体験」という雰囲気はありません。

このような感じですが、早い話、どれを選んでいただいても、楽しい経験が出来ることは間違いありません。
1はその内容に見合った価格の高さがあり、2はその分割安となります。(3は中間)
予算と日程、好みによって選べば良いでしょう。

という事で、ここから、実際の様子をご紹介します。

今回ご紹介するのは、2の場合で、ディスティンクション・ホテルにおいて行われたハンギ&コンサートの様子です。

昨日5月3日に、ロトルアで働いていたガイド仲間が帰国するため、そのお別れ会をこちらで行ったので、ついでとばかりに、撮影をしてきました。

ディスティンクション・ホテルは、大分前はシェラトン・ホテルでしたが、何度か経営が変わり、今に至っています。
以前は、もっと大きな会場で、集客数も多く行われていましたが、今現在は、比較的小規模での開催となっています。

午後6時半に会場。
この時点で、会場には、私たちグループだけしか居ませんでした・・・!

午後7時前になって、やっと始まりました。




ホテル開催の場合、ほぼこのように行われますが、まずは、マオリ女性の挨拶から始まります。

お客さんの国籍など尋ね、料理の説明、進行状況などといった説明になります。

コンサートの前に、食事の時間です。
食事とコンサートの時間は、上記1−3全ての場合においてもそうですが、別々になります。(3は、コンサートが先になります)

ハンギ料理は、地中での蒸し焼き料理です。
通常は、薪で熱した石の上に、料理を載せて、地中で3時間近く蒸します。
ロトルアのマオリ族は、地熱地帯という特色を生かし、温泉の蒸気で蒸すという方法もとります。
ホテルで行われるハンギ料理の場合でも、「キッチン」で作られた料理だけではなく、ホテルの敷地内から湧く蒸気を利用した蒸し料理が並ぶこともあります。

バイキング式ですから、おかわり自由の食べ放題です。

内容は、各会場、人数によって異なります。
昨日の場合は、人数も少なめでしたので、料理の種類も少なめかな?という感じもしました。
全部ではありませんが、ご紹介しますね。



サラダバーには、牡蠣(ロック・オイスター)、マッスル(ムール貝)などの魚介類も必ずあります。
白身魚のココナツミルク和えは、マオリの人達の好物です。
右上は鹿肉シチュー。これも大抵は用意されています。知らずに、ビーフシチューだと思ってる方が多いんですよね!
サーモン、そしてローストポーク、あとは、鶏肉やマトンなども。



温か料理で、おかわり自由。

1時間近く、たっぷり召し上がってくださいね♪


食べ過ぎると、こちらが入らなくなります!



パブロバもこちらの定番デザート・メニュー。
他にも、カスタードクリームをたっぷりかけて、チョコレートケーキ、もちろんアイスクリームも。

コーヒー、紅茶もおかわり自由です。




たっぷり1時間食事を楽しんでから、いよいよコンサートの開始です。

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