いい旅・夢Kiwi スカイキウィ
2003年
5月24日号
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ぽっかぽか通信
バックナンバー

3. ベイ・オブ・アイランズ旅行記2 (1/2)

12日(月)、朝食を済ませてこのモーテルともお別れです。
そうそう、そう言えばここのモーテルでは朝食がサービスで含まれていました。プールサイドのレストランにてテーブルに着き、メニューから注文。最初はうきうき気分でしたが、空いているこの時期、なかなか料理が出てこない・・・。
これなら地図やガイドブックを持って来て今日の計画を打ち合わせすれば良かったなぁと思った頃にやっと料理が出てきました。
量はたっぷり!それを見越して皆で分けて食べようと注文をしていました。
待ったかいがあって、自家製のちょっとピリッとしたソーセージはとっても美味しかったです。

朝食の間土砂降りでしたが、何しろ晴れ男に晴れ女が揃っています。さしたる不安もなく出発。これも予想通りに、車の行くところ、どんどん雲が薄れて晴れ間がのぞいてきました。旅行には結構こういう流れってあるんですよ!
皆さんも日頃から良い心がけで過ごしましょうね!!

と、天気に不安はありませんでしたが、ここで大ハプニングです。

昨日帰りに立ち寄ろうと思っていた、カウリの森。暗くてパスしましたので、今朝一番に行こうと向かったんです。ちょっと逆戻り。
およそ1時間昨日の道を戻ったところで、なんと昨晩からの雨のため道路閉鎖
これは大ピンチ!何しろ今日は一気にロトルアまでの大行程です。

さー、ここで普通のツアー、普通のガイドならカウリの森は諦めるところ。しかし私達は負けません!
パイヒアとは反対の西海岸に、もっと有名なカウリの森があります。行程が長くなるからと、計画からはずした場所でしたが、ここは敢えて挑戦です。
お二人には、ちょっと遠くなるけどぉ・・と、あくまで「ちょっと」を強調し、ひたすら(安全運転で)飛ばします。
しかし、結構車内は無口で過ごしましたので、そのプレッシャーは2人にもひしひしと伝わっていたと思います・・・。(どうもすみません・・・)

うっかりトレイ休憩も忘れそうになった頃、とある海岸の町でご主人の「休憩しましょう」の声でストップ・・・。いかにも、という良い雰囲気の場所。

ここはオポノニ(Opononi)という海岸。
ただモーテルと小さなお店のある「さびれた」場所です。


ところがどっこい!ここは何と、あの有名なイルカ、「オポ(Opo)」の海岸だったのです。いやはや、普通のガイドなら知っていて当然・・・。ロトルア出身の私としては(と言い訳ですが・・・)、こんな所にオポの海岸があったんだぁ!と観光客のように興奮してしまいました。
1955年、この入り江をたびたび訪れていたオポは、子供を背中に乗せて遊び、ビーチボールでたくさんの曲芸を見せてくれる事で、観光客の人気を集めていたそうですが、僅か1年で死んでしまいました・・・。
その頃まで、イルカは今のようなフレンドリーな生き物とは思われていなかったそうです。わんぱくフリッパーの話は、このオポからヒントを得ているとも聞きました。

さー、たくさん写真撮影をしてから出発。この際時間は気にしません!

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